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立冬(りっとう)~11月7日~ 二十四節気

 

 

「暦の上では冬」という言葉を天気予報で聞きますが、この日を境に、「立春」までが「冬」です。

冬型の気圧配置になり、風が冷たく感じ始める時期です。寺社では鎮火祭、亥の子行事をする地域もありますね。

11月は寒さに向けて骨盤が左から縮んでいきます。このため、急に寒くなると歪みが起こりやすく、

腰の痛みを感じたり、風邪をひきやすくなります。また、手足の冷えを感じ始めた方も多いのではないでしょうか?

体の末端なので、手足の冷えが気になりやすいのですが、その大元は「お腹」です。特に下腹が冷えると全身の

力が入りにくくなるので、何となくだるい感じがしてしまいます。

 

下腹のあたりを「丹田」といい、体の中心点として呼吸法などで、メディアでもよく紹介されます。

おへそから指3本くらい下にあり、体内の暖房器具のような働きをしてくれます。

急に冷えてきたこの時期は、丹田に向かう気の流れを増やす効果のある「血海」とい経穴を刺激してみましょう。

●血海

 膝蓋骨(お皿)の内上方の角から、指3本上方

 痛気持ちいい程度に押す、お灸をする、ドライヤーで温めるなど、続けやすい方法でお試しくださいね。

 また、太ももの内側も冷えやすい時期です。入浴で温まったり、軽く擦るなどもおススメです

血海

名前の通り、血のめぐりをよくするため、

婦人科系の不調にも効果のあるツボです。

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