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立春(りっしゅん)~2月4日~

 

 

2月4日は、二十四節気の「立春」です。
暦の上では春の始まりです。また、二十四節気の最初に当たるので、古くは一年の始まりとされていました。この立春の前の日が「節分」。「季節を分ける」という意味で、本来は立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日をさしているとのこと。旧暦では、立春の前日が大晦日にあたることから、新しい年を迎え、祓い清めるための行事が行われます。豆まき、恵方巻、柊挿し・・・皆さんはどのように過ごされますか?

 

2月は、本格的な春に向けて「気」の発散が始まる時期です。この時、首のつけ根のあたりで、頭から下りてくるはずの気がつかえてしまうと、「のぼせ」の状態となり、下半身が冷えます。特に、消化器系が冷えると「花粉症やアトピー、ぜんそく」などアレルギー症状も起きやすくなります。今回は、ツボ押し、というより、ふわっと包み込むように触れるやり方です。まずは右手で左ひじに触れて、10回深呼吸してみましょう。背中から腰のあたりが温かい感じがしてきたら、気の流れがよくなったサインです。また、仰向けに寝て股関節を開く体操もおススメ。右ひざを左よりやや深く曲げるのがコツです。股関節が硬い場合は、膝の下にクッションなどを敷いてリラックスできるように工夫してください。3~5分やってみましょう(ひざや腰に痛みが出た場合は中止しましょう)

●手三里…ひじの横しわから指2本手首より。外側にあります。胃腸の調子を整えたり、皮膚の症状を緩和します。頭痛にも効果があります。

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