鍼灸院

 

 

１月20日は、二十四節気「大寒(だいかん)」です。

先日の寒波…、皆さま雪の影響はいかがでしたか？センター試験を受験した方は本当に大変でしたね。

 

大寒は1年で最も寒さが厳しいのですが、その寒さを利用して、「寒稽古」や「寒行」などが行われたり、お味噌の仕込みをする時期でもあります。体では、寒さに対抗して放熱をできるだけ少なくしようと「手首」や「足首」を引き締めています。これを利用して、下腹（丹田）に集中して深呼吸することで、お腹から温まることができ、ぜい肉を「退治」することもできます。ただ、外出などで「手首と足首」を冷やしてしまうと、引き締まりすぎて気の流れが滞るので、「のぼせ」たり、下腹が「冷え」ますので、この部分をケアするようにしましょう。おススメの「ツボ」は２つ。左を特に刺激してみてください。刺激の方法はいつも通り。イタ気持ちいい程度に押す、お灸をする、ドライヤーで温めるなど、続けやすい方法でお試しくださいね。

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●内関…

内関は特に「吐き気・つわり・乗り物酔い」などに効果があることで知られています。自律神経を正常なバランスに戻してくれるため、日頃の「ストレス」「不眠」「食欲不振」に悩んでいる方にもおすすめのツボです。

内関は手首の線から指幅3本分の位置し、中央部（筋と筋の間）にあります。

 

●照海…心身の元気を高め、血の流れをよくする働きがあるツボです。冷え性・生理不順・不妊症などの患者様の施術の際、高い頻度で使う経穴（ツボ）です。足首の内くるぶしの指幅１本分下にあります。