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啓蟄(けいちつ)~3月5日~

 

 

3月5日は、二十四節気の「啓蟄」です。
冬ごもりとしていた虫たちが、土の中から出てくる様子を表したことばだそうです。3月は「三寒四温」といわれ、暖かさと寒さが交互にやってきます。体は、左側の筋肉が緩んで、骨盤も整ってきます。頭から下がる気の流れもピークになるため、肩のあたりで流れが滞ると、花粉症などのアレルギーを引き起こす原因になっていると言われています。また、頭がのぼせるのでこれを鎮めようとして「甘いもの」が無性に食べたくなってしまいます。甘いものはのぼせを助長しますし、「排泄」が活発なこの時期に「脂肪」ため込むことになるので、注意しましょう。こんなときは、立春でご紹介した、右手の「手三里」を左手で覆うようにして温めるといいですよ。

これに加えて3月は、右手の「外関」も温めてみましょう。内関の逆にあるつぼです。胃腸の働きもよくなり、排泄がスムーズになります。今回も、ツボ押し、というより、ふわっと包み込むように触れるやり方です。つぼに触れて、10回深呼吸してみましょう。背中から腰のあたりが温かい感じがしてきたら、気の流れがよくなったサインです。

 

また、この時期は花粉症でつらい方も多いかと思います。左腕(肘と肩の中間あたり→①胸部反応点)を温めたり、軽くもみながら、深呼吸を繰り返してみてください。少しは症状が緩和されると思います。

①胸部反応点

外関(手の甲側)

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